2016年08月17日、109990km。昨年度の車検時に指摘を受けていた補機ベルトの交換を行った。 また、プラグの交換指定時期が10万キロであったため、交換を行った。
車両右側にあるクランクプーリーにアクセスするため、右サイドをジャッキアップし、プーリーカバーを外す(クリップ4箇所)。
エアコン用コンプレッサ側ベルトはテンショナーのアクスルボルト(下側矢印)を緩めた後に、アジャストボルト(上側矢印)を緩めベルトを外す。
オルタネータ、水ポンプ用ベルトは、オルタネータ下部取り付けボルト(左写真矢印)を緩めた後に、 上部のステーのボルト2箇所(右写真矢印)を緩め、オルタネータ本体を引き上げながらベルトを外す。
どちらのベルトもかなりのひび割れが目視出来るものの、スリップや鳴きの発生は無かった。 どの程度の状態で切断破損が発生するかは予測が難しい。
交換したベルトは三ツ星ベルト製。 純正品はバンドー化学製であった。なお、三ツ星製はインドネシア産のようである。 エアコンコンプレッサーベルト(95141-50F01相当品)4PK835Lが1004円。 ウォーターポンプベルト(49181-56B10相当品)4PK810Lが1本1037円。
分解時の逆手順にてベルトを取り付け、テンションを調整して終了。テンションはベルトスリップが発生しない程度に緩く調整すればよい。 強く張りすぎるとプーリーのベアリング寿命が短くなってしまう。
純正はイリジウムプラグが標準設定されている。これの交換時期が今一不明であるが、11万キロに達したため予防的に交換する事にする。
今回交換したプラグはDENSOのイリジウムタフVK20。中心電極、外側電極ともに貴金属チップを用いたタイプである。 4本で3650円(ヤフーオークションにて送料込み)。
プラグ交換はエアクリBOXやレゾネータ一式を外してから、プラグカバーを外してプラグへアクセスする。
4番:中心電極磨耗、ギャップ大。3番:外側電極チップ消失。
2番:両電極磨耗。1番:外側電極チップ消失。
プラグの交換実施後に走行させて確認を行った。 テストベンチでの失火試験や出力計測では無く、正確な結果ではないが、残念ながら全く違いが分からなかった。 もともと失火症状も無く、走行に支障も無かったことからもう少し使う事が出来たかも知れない。 ただし、ギャップが広がっていた事は事実なため、失火に至りコイルを破損させてしまうよりはプラグを交換したほうが良いであろう。
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