ふと思った"自動車の税金って高いなぁ"と言う疑問を検証してみる。
燃料価格は2015年1月10日のハイオク平均価格153円を用いる。
新車、中古車に関わらず自動車を取得(購入)する場合に一律の計算式に基づいた基準額の3% (2014年4月から自家用自動車が3%、営業用自動車と軽自動車は2%)が発生する。 なお、基準額が50万円以下となる場合は非課税となる。
結果=0円本体価格に対して消費税がかかる。中古車についても同様となる。
結果 332500×1.08=26,600円車両の用途や排気量によって課税される
HT81Sの場合 34,500円/年自家用車の場合、車両重量0.5トン毎 5,000円/年が課税される。
HT81Sは登録上930kgであるので、10,000円/年重量税を払う行為に対して課税されることは非常に納得いかないが
重量税登録印紙:700円(1年当たり350円)車検費用を払う行為に対して課税されることは非常に納得いかないが
検査登録印紙:400円(1年当たり200円)ガソリン本体価格を153円として計算すると
ガソリン税(本則)28.7円年間走行距離は10,000kmとし、HT81Sの燃費は少なく見積もって13km程度なので、 必要燃料は約770Lとなる。
税額は67.67×770=52,105円自動車を持つこと、走行することで課される税金は
4433+34500+10000+350+200+52105=101588円自動車を持ち、運用することに対する税金は約10万円となった。 10万円と言う金額は小さくはない。 また、10万円あれば何ができるだろうか?と考えると、 近場の海外旅行1回程度ではないかと思う。 しかし、自動車により享受できる移動時間短縮および利便性、 地球環境負荷に対する責任コスト、 道路を利用する対価を考えると妥当な金額であるように感じられる。
より税金の安い軽自動車にすれば、税金は下がるし、大排気量車になれば税金は上がる。 よって、車体にかかる税金がより少ない車種とすれば、その分を燃料費に割り当てることができる。
まとめると、金額としては大きいものの現在の社会情勢を鑑みて、 道路インフラの維持整備、環境保全の対価として妥当な金額と考えられる。