2011年4月15日,埼玉に引っ越してきてネットも開通した 矢先に5号機が起動しなくなってしまった.厳密には起動するのであるが,OSのブート途中で 再起動してしまうのだ.いろいろと試したのだが,いくらやっても再起動を繰り返してしまう. 今までの経験から,この手の再起動は電源電圧のドロップダウンによるものであるとの 予測が出来る.電源ユニット若しくはマザーボード上のレギュレータICと共に使われている 電解コンデンサが経年劣化で容量不足となってしまうのだ.
と言うことで,電源を買い換えてみることにした. 昨今では500Wや600Wの電源ユニットは当たり前で,中には1kWもの大容量電源すら普通に売っている. それだけ,計算機の消費電力が増えてきているのであろう. が,私が組上げた5号機はそんな大電力を消費するようなものではない.消費電力もちゃんと計算して 電源ユニットを選択している.計算機全体で最大ロード時に電源の定格最大容量の80%となるように 定格360W,瞬間最大400Wの電源ユニットを選んである.
で,電源選択は間違っていないはずなのだが,MTBFから考えても少し 寿命が短い気がする.WEBで調べてみたところ2008年に作成した時と同じモデルの電源ユニットが まだ売っていたので,同じものを買った。 非常に安価な割りに,ファン制御が細かくとても静かななので気に入っている.
しかし,電源を取り替えてみたところ症状は変わらず.
今となってはソケット755+DDR2も時代遅れなので,いっそのことCPUごとCore i3にでも
換えてしまおうかとも思った.しかし,ここでも貧乏性が発揮されマザーボード単体を買ってしまった.
アップグレードの余地の無い旧式チップのマザーを買うのは,長い目で見ればあまり良くない.
しかし,マザーの寿命が3年だとすればそのときに一式入れ替えれば良いか・・・な?
購入したのはFOXCONN G41MX-F 2.0 \4,390.
その後、一旦は改善が見られたが、症状が再発。 結局、再起動の原因はHDDにあることが分り、HDDを交換して終了。 購入した電源ユニットとマザーボードは予備用として保管、その後実家専用機へと移植される。