フレーム塗装

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著者のDTを最終型のカラーにするために、 塗装をするかどうかで非常に迷った。 91年式の1型はフレームがシルバーなので、完全な最終型(A型)を目指すためには 黒くする必要があった。 しかし、全塗装は自分でやるにしても手間がかかり、外注したとしても高額である。

とりあえず、状態を把握しようということでエンジンを下し、 その他の補機類も一切外してみた。 そしてこの後、高圧洗浄機で洗ったのだが、こともあろうに塗料がポロポロと 剥がれ落ちてきてしまった。塗装品質云々ではなく、フレームが錆びていたのである。 この惨劇を目の当たりにし、塗装することは決定事項となった。

外注するか、自分で塗るか

外注した場合にはかなり痛い出費となるであろうことは分かっていた。 また、自分で塗る場合はポリウレタン樹脂塗料となるのだが、下地作りが問題であった。 フレームに錆びが発生しているのでこれを落とさなければならない。 サンドブラスターは持っていないし、実家周辺で大型のブラスターキャビネットを 備えている加工屋もなかった(知らなかった)。 ワイヤブラシで取れるだけ取って、ウレタンで塗ってしまおうかとも考えたのだが、 ヤマハのWEBパーツリストで確認するとフレームは販売終了していることが分かった。 あと20年持たせるにはかなり気合を入れる必要がある。 そこで、今回は苦渋の選択として外注に出すことにした

どこにお願いするか

塗装をお願いすることにしたのあるが、どんな塗装にするか、どこに頼むかが分からなかった。 出来るだけ耐久性がありそうな塗装がよかったのと、 サンドブラストを同時にやってくれるところがよかった。 そして、どうやら静電粉体塗装が良いらしいことが分かった。塗膜が柔らかく剥がれにくいらしい。 静電粉体塗装として有名らしいところが

  • パウダーコーティングのカドワキ(4万8000円くらい)
  • パウダーコーティング・カトー(4万5000円くらい)
そして、ダイヤモンドコートというので有名な
  • 西村コーティング(9万円くらい)
と言うのがある。正直なところダイヤモンドコートと言うものが塗装方法なのか 塗料の名前なのかが良くわからない(説明されていない)。 正直、ダイヤモンドコートは高くて無理であったのでパウダーコートにすることにした。

いろいろネットで検索した結果、福島から最も近いであろう千葉県の

グローバルデザイン
http://www.gd-paint.net/
http://www.bike-paint.net

にお願いすることにした。この塗装屋さんはダイヤモンドコートもパウダーコートも両方出来る。

メールで問い合わせた結果、艶ありの黒1色で塗るとして

  1. フレームがサブフレーム込で40000円
  2. サイドスタンドが2000円
  3. リアキャリアが6000円
との見積もりであった。これに消費税と送料が別途かかる。作業内容はサンドブラストによる下地処理と 防錆プライマー1コートとパウダー1コートとのことであった。 有名どころと比較してもそんなに安いわけではなく、標準的な金額であろう。 リアキャリアは純正部品が5400円で買えたので、単純に新品を買うことにした。 この塗装屋さん、電話で問い合わせをした際には 部品が届いてから詳細な打ち合わせをするようなことを言っていたのだが、 フレームを送ってから一切連絡がなく、若干心配であった。 その後連絡が来たのは、出来上がったので入金お願いしますとだけであった。 その点が少し残念である。

フレームを送ってから1週間後になんと、東北関東大震災が起こってしまい千葉も計画転電地域に 入ったことで作業ができなくなり納期はかなりかかってしまった。 3月3日にフレームを発送し、出来上がって到着したのは4月の16日であった。 かかった総費用は送料含めて50710円であった。

1.jpg(31870 byte) 出来上がると専用段ボールで送られてくる。 1.jpg(31870 byte)
1.jpg(31870 byte) 段ボール内にプチプチに包まれた状態で入ってくる。固定はされていない。 1.jpg(31870 byte) サブフレームは追加料金無しでやってくれるが、スタンドは2000円かかる。
1.jpg(31870 byte) ピカーッ! 1.jpg(31870 byte) 光沢も結構ある。
1.jpg(31870 byte) 細かい部分も塗膜が結構厚い。 1.jpg(31870 byte) 必要な部分は指定しなくともマスキングしてくれる。結構荒いアルミナかガーネットサンドで ブラストしている模様。
1.jpg(31870 byte) ピッカピカ 1.jpg(31870 byte) ヌラヌラの光沢
1.jpg(31870 byte) ステムベアリングのレースは無傷だったので残して欲しかったが、 電気炉に入れる都合で打ち抜かれてしまった。 ベアリングに付いているオイルが熱で溶けだしてきてしまうそうである。 1.jpg(31870 byte) テカテカ

塗装の出来上がりに関しては 大変満足 である。さすがプロの仕事である。自分でウレタンで仕上げたとしたら これほどの仕上がり無理であっただろう。値は張ったが、これでフレームは 20年は行けると思う。


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