とりあえず,タイヤ,スプロケ,ディスクを外してみた.
リムの外側はこんな感じでところどころ,
アルマイトが剥がれて腐食してしまっている.この部分が汚れると清掃が非常に面倒.
酷いのがリムの内側である.このように腐食がかなり深く進んでおり
層状にアルミが剥がれ落ちてきてしまっている.この部分は0.5mm程度肉厚が減ってしまっている.
このままでは穴が開いてしまう.
ここも・・・
ここも・・・
こうして離れて写真を撮ると案外綺麗に見える.
通常の使用でこれほど腐食が進むことは考えられない.
考えられる原因はタイヤ交換の際にビードに食器用洗剤を塗って組み付けたことが考えられる.
当時は学生でお金がなかったために,大量に洗剤を塗って組みつけていた.
これが悪さをしたとしか考えられない.やはりビードワックスを使うべきである.
当然,社会人となった今ではビードワックスを1Kgパックで購入し在庫しているのだが・・・
ブレーキディスクロータはキャップボルトで留まっているのであるが,
このボルトにねじロック剤が大量に塗られている.ショックドライバを使ってもビクともしない.
仕方なしに,ヘックスレンチにパイプを突っ込んで延長してトルクをかけたのだが,
ボルトがなめてしまった上にレンチが折れてしまった.
完全にオーバートルクで締め付けられている上に,ねじロック剤が強力に固着している.
工場の組み立てラインでの作業であろうから,いたし方ないか.
仕方ないのでドリルで揉んで,サイズ小さいヘックスビットを
無理やり打ち込んで回そうとしたのだが駄目であった.
どうしようもないのでそのままドリルで貫通させ,タップをかけるしかないだろう.
|