2012年4月27日
VJ23Aのクランクシャフトであるが、 新品で換装するか現品をリビルドするかでとても迷った。 結局、コストで勝ること、芯出し精度が量産品以上であることから、 リビルドを行うこととした。
流石に自分でクランクを分解することは出来ないので、専門の内燃機関加工会社さんにお願いすることにした。 今回お願いしたのは、埼玉県川越市にある井上ボーリングさんである。
井上ボーリングはホンダNSRのクランクO/Hでとても有名な所で、 スリーブのワンオフ製作までこなしてくれる頼もしい会社である。 今回はVJ23Aのベアリング、センターシール、コンロッド類のALL交換と芯出し加工をお願いした。 芯出しの精度は大体3/100MAXだそうだ。1/100以下も出来るのだそうだが、 ケースやベアリングの精度を考えると無駄だそうだ。
社長自らが相談に乗ってくれて、工場の見学までさせて頂いた。 対応はとても丁寧でとても好感が持てるものであった。 自分のバイクの部品を預けると言うのは、結構勇気がいるものであるがこの方ならば安心出来そうだ。