2014年4月29日作業
走行距離は約4万2000km.
チェーンとスプロケットは車両購入時以来交換したことがなかった。
あまりに酷い状況になってしまっていたため、チェーンとスプロケットをセット交換することにした。
チェーンはDIDの520VX2の金色、ドライブスプロケットは純正、ドリブンスプロケットはXAM(旧AFAM Japan)製。
ドライブスプロケットのカバーを外すにはACGのカバーを外す必要あり。
チェーンカッターでピンを打ち抜く前に、カシメ部分をサンダーで削り取ってしまうことで簡単に打ち抜くことができる。
また、チェーンカッターのピンも殆ど傷まない。
リンク軸は段がつくように磨耗している。
リンク穴内部は錆が発生している(=シール不良により水が浸入してしまったと考えられる)。
悪い例であるが、チェーンが伸びるとスラスト方向のクリアランスが増えため、このように大きく横にしなるようになる。
それぞれのスプロケットを比較してみると。
ドライブは殆ど磨耗していないの対して、ドリブンは磨耗により歯が鋭い形状になってしまっている。
ドライブスプロケットは交換の必要は無いが、前後セット交換すると精神衛生上管理しやすいので交換してしまった。
ドライブスプロケット取り付け完了。
XAMのドリブンスプロケットはアルミ製で実測336g。純正が1kg以上あるため、半分以下の重量である。
交換完了の図。やはり金色だとチェーンが浮いて見えてしまうためあまりよろしくない。
ところで、VJ23Aのチェーンリンク数はサービスマニュアルによると114リンクである。
120リンクのチェーンを買い6リンク分だけ切ればよいのであるが、なぜか6リンク分カットするとかなりダルダル状態になってしまう。
アクスルシャフトの引き代をMAXまで引かなければいけないような状態である。
仕方ないのでもう2リンク分カットして
112リンクとして装着した。
マニュアルが間違っているのか、買ったチェーンが122リンクあったのか、
現在のリンク数を数えれば良いだけなのだが面倒で出来ていない・・・