所感など

Impression of VJ23A RGV250
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私とガンマ

私はVJ22A型、VJ23A型の2台(2世代)のRGV250を所有した。 その理由は、私が中学3年生当時(バイクに乗りたくて仕方なかった)、 2000年のGP500(現在のmotoGP)で、 それまで最強と思われていたホンダNSRを破ったマシンがガンマだったからだ。 ホンダは94年から実に6年間チャンピオンを守り続け、その速さと安定性は最早誰も敗れまいと、中学生の私は感じていた。 しかし、WPGに波乱が起こる。 ケニーロバーツJr&スズキRGV500がNSRを駆るルーキー、バレンティーノロッシを下して悠々と優勝。 テレフォニカモビスター、ゼッケン2番のRGVガンマは、最強NSRを破った輝かしいマシンとして記憶されることとなる。

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この年は250ccクラスも大治郎、中野、宇川など日本人がトップ争いをした賑やかな年だった。

VJ23Aの生い立ち

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XR95 Champion Machine of 1995-1996 ALL JAPAN GP250 class.

VJ23A型 RGVガンマ250は95年の全日本GP250クラス優勝車のXR95のレプリカ車と言う位置づけである。

生産台数

某所の情報によれば生産は1996年のみ、国内・輸出含めて2218台(この情報はソース未定です)。 中古車の玉数はそこそこ有るようであるが、現在のラインナップから新車を買うような気持では乗れないであろう。 2スト車の維持については別項を参照。

インプレッション

外観デザイン

この年代にスズキ車で横行していたUFOデザイン。好き嫌いがはっきり分かれるデザインだが私は気に入っている。


エンジン
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スクエアストローク、不等間隔爆発(100-260°)など95年の全日本ワークスレーサーXR95の流れを汲むと思われるエンジンは VJ22A程の加速感はない。しかしながら、排気バルブの制御や点火系の熟成により低回転域の使いやすさは抜群である。 ほぼ4ストローク400ccと似たようなギア比で走らせることができる。

車体

剛性感がかなり高い。前後ともサスペンションの初期動作性がとても良い。

燃費

素晴らしいの一言。 燃料タンクは16Lの設定。リザーブ容量は不明だが、コックON位置で約250km程度走れる。 平均は20km/L程度、満タンから空まで使えば320キロ程度航続できる計算。 これはDT125Rよりも燃費がよく、CBR400RRより僅かに劣る値である。


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