VJ23A RGVγ250 作業記録

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2012年5月26日
クランクアッパーケースのバリ取りと洗浄終了。 折れて埋まったスタッドボルトは井上ボーリングさんに処理をお願いした。
IMG_0959.jpg(123371 byte) IMG_0958.jpg(121782 byte)

IMG_0913.jpg(114651 byte) 2012年5月19日
このベアリングはクラッチプレッシャープレートに入っている6001LUAI. クランクケースの外にあるため、オイルで潤滑されていない。 そのため、接触ゴムシールベアリングが使われているのであるが中はこの通り。 ボールは回らず、ベアリングの用を成していない。 安いものなので定期交換推奨部品に決定。 今回はNTN 6001LLUに交換予定。

2012年4月1〜2週
シフトドラム、フォークとも、とても綺麗。全く問題なし。
ミッションギアの状態は素晴らしい。全く問題ない。3万5000km走ったとは思えない。 潤滑状態がとても良かったのだと推測される。巡航で多様される6速もとてもキレイ。
クランクケースは割った形跡が無かったので、新車から一度も開けられていないと思う。 クランクウェブに若干錆びがあるのが惜しい。クランクケースは特に傷などはなく、良い状態だった。 クランクシャフトの方はセンターベアリングがガタガタで全くダメ。 センターシールも何故かシールが潰れている個所があった。 もしかすると、新車時から上手く嵌められていなかったのかも。

2012年3月31日
IMG_0785.jpg(109357 byte) ヘッド洗浄完了。合わせ面はオイルストーン仕上げ。ヘッド燃焼室の状態は問題なし。
IMG_0787.jpg(108499 byte) クラッチプレート、フリクションプレート洗浄完了。再利用予定。

2012年3月第5週
焼き付き原因究明。 右側のキャブレターインシュレータに穴空きを発見。しかし、右シリンダの状態は良好。 ここから2次エアを吸っていたにも関わらず、焼きつかない。燃調の薄さに対しては案外耐性があるかもしれない。 となると、右側焼き付きの原因はキャブレターフロートバルブだろうか。 クランクケース内にガソリンが入ってしまい、オイルを洗い流してしまい焼き付き。 ピストン全周が焼き付いていることからもその線が濃厚。

2012年3月第4週
エンジンを開け始める。
IMG_0778.jpg(120537 byte) スズキ・ヤマハ用ロータープーラー。殆ど出番の無い特殊工具。されど、これが無いとローターを引く抜くことが出来ない。
IMG_0779.jpg(136001 byte) シリンダーを引き抜く。シリンダーをプラハンで叩いて外すのだが、誤ってオイルニップルを叩いて折ってしまう。
IMG_0774.jpg(124523 byte) クランクシャフト左側コンロッド。盛大に曲がってしまっている。 圧縮が無い原因はコンロッド曲がりによる上死点未到達。 スタッドボルトの状態も悪い。しかも、1本は折れてケース内に残ってしまった。

2012年3月17日
エンジンを下した。 IMG_0772.jpg(117439 byte)

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