VJ23A RGV250のリビルドクランクシャフト
埼玉県の井上ボーリングさんに、クランクリビルドを依頼。リビルド費用は25750円。
芯出し加工が行われたクランクは低振動で滑らかな回転をしてくれるはず。
オーバーレブ特性も良くなるので、組み込みが非常に楽しみである。
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リビルド前の状態。Lコンロッド座屈。サイドスラストクリアランスが規定値外。
センターシールがガバガバ。ベアリングの状態は判定不能。
新品のコンロッド。1つ6500円ほど。 リビルド後のクランク。内側のウェブは研磨されている。 ブラスト処理などを行ってくれるわけではないので見た目が綺麗になるわけではない。 自分で出来る限りの清掃を行ってからリビルドに出すのが吉。 R側のベアリングは綺麗。オイルも残っており、ちゃんと潤滑されていたことが分かる。 L側のベアリングもまぁまぁの状態。 センターのベアリングの状態が酷い。カーボンがびっしりな上にオイルも残っておらず、潤滑されていた様子が無い。 ポンプは1つなのでセンターだけオイルが行かないということは無い気がするがどうだろうか? ソレノイドかワンウェイバルブに問題があるのだろうか。要注意観察項目。 しかし、これだけクランクケース側にカーボンが溜ると言うことは、 ピストンリングがダメになってかなりの吹き抜けが生じていたと推測される。 ピストンリングはかなり頻繁に交換した方が良いかもしれない(1万キロ程度で)。 こちらは問題が無かったR側のコンロッド。大端側を見てみるが、ハッチが残っておりまだ使えるように思う。 今回は3.5万kmで交換したが、整備状態が良ければ5万キロ程度使えるのではないだろうか。 残念。 クランクピンは最初から溶接されているので、一旦溶接を剥いでから分解・組み立て、再溶接がされている。 パーツ代で合計で\35,123(2012年4月現在)もかかる。 クランクリビルド費用が\25,750で計60,873円。高い・・・。 |
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