インプレッション FZ250

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1、エクステリア
当時はジェット戦闘機を基にしたと言う近未来的デザインも
発売から20年たった今ではマイノリティーとしか分類しようがないですね。
当時は青と赤の二色での発表でした。

2、パワー系
最初の市販4ストマルチですので多くのアラが見え隠れしているのも事実です。
しかしながら45馬力はキッチリと出ていると思われます。
フィーリング6500回転当たりに非常に大きな谷があり、扱いが難しいです。
(これは初期型の特徴でマイナーチェンジでバランサが改良され谷は改善されているようです)
吹け上がりは2ストのような盛り上がり感があり、良くも悪くも発展途上です。
燃費は意外といいので回して乗るタイプのエンジンだと思います。
あとは、排気音がうるさいです。高回転まで回すとかなり甲高い音になります。

3、電装
ライトは明るくて見やすいです。
しかしながら電装系は弱いらしいです。
特にオルタネータの発電量が消費量に追いついていない気がします。
バッテリーがなかなか充電されません。
雨の日は45度前傾シリンダが災いしてプラグホールに水が貯まり失火を招きます。
あと85年式で規制前なので当然リミッターが付いていません。


4、足周り
前後16インチは非常にクイックな反面、安定性に欠け
今のマシンに比べるとテクニックを要するのは仕方のないところでしょうか。


5、ブレーキ
前期型は悲しいことにリアがドラムです。
効きは弱めですがコントロール性は意外といいです。
フロントはダブルディスクなのでよく効きます。


6、燃費
いいです。24キロくらい走りました。

7、その他
当時は女の子用マシンと言われたほどで
シートがかなり低く足着きは最高の部類に入るでしょう。
ハンドルも高く総じてポジションは楽です。
シートの出来もよくツーリングでの疲れにくく良いです。

パーツの欠品がかなりあります。
これから乗ろうと考えている人はその辺も考慮してください。


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