 アドレスV125はアドレスV100のコンセプトを受け継いだ原付2種車両である．50ccクラスの車体にハイパワーな125cc 強制空冷4ストロークエンジンを搭載し，俊足を生かした通勤快速号だ． 大学時代は共に黄色ナンバー化したJOG(3KJ)を日々の足としていた．しかし，3KJジョグはエンジンが6.8馬力もあるのに 対して，非常に貧弱な足回りを与えられている．冬の晴れた日などは，燃調が薄くなり素晴らしい吹けあがりで 70km/h近く出てしまうにも関わらずである． 買い替え時にはアドレスV125GとヤマハのシグナスXを考えていた． しかし，綺麗な車体のシグナスを探した場合，中古でも20万円近くとなってしまうために諦めた． アドレスはヤフオクで13万前後の相場であったと記憶しているが，近くて取りに行きやすいと言う理由で 名古屋の方から15万円で譲っていただいた．走行距離は約5800kmであった． 
 50ccクラス+α程度の車重に対し，11.2馬力のトルクフルな4ストの組み合わせはパワフルかつ扱いやすい． 特に0スタートからのダッシュ力が素晴らしく，制限速度内であれば常に流れをリードできるだろう． また，クラッチの設定が素晴らしい．ごく自然につながり，半クラッチ時のギクシャク感は皆無である． また，意外にも細い山中の道などが楽しい．軽量な車体と10インチホイールによってヒラヒラと切り返しが軽い． ただし，調子に乗りすぎると切り返しでフロントが浮き上がってしまい怖い思いをする． しかしながらバンク角は浅く，すぐにセンタスタンドを擦ってしまう．街中の交差点でもガリガリと擦りながらの 走行である．この辺は13インチ車には敵わない点であろうか． いちいち気合を入れなくとも，気負わずにバイク気分を味わえる何に使っても丁度良いスクーターだ． |
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2008年の2月ごろ，ヤフオクにて名古屋の方から15万円で買う．当時はアドレスが人気車種だったこともあり 意外に高価な買い物となった． 2010年7月3日 オートリメッサのアイドリングストップユニットを装着． |