北海道ツーリング 2003

国内ロングツーリングと言えば北海道。ついに上陸!
HOME TOURING
注)所々にある数字はツーリングマップルの場所番号です。照らし合わせながら旅を追ってみてください

去年3泊ツーリング行ってからは来年こそはと心に決め
約半年の準備期間をとり今夏ついに念願の北海道に上陸を果たしました。
全行程9日間総予算7万5千円(高!)どうぞご覧ください!

7月23日
昨日の晩はついに明日はツーリングだというのに結構爆睡してしまった。
朝9時ごろ起床、パッキングはもう昨日の内に済ませてある。
身の回りの支度を済ませバイクにすべての荷物を搭載する。

これがパッキングを済ませた愛車DT。
シートバック、サイドバック、トランク、そして手製マップホルダー。
荷物はかなり重いそのせいでリアサスがかなり沈み込んでいる。
準備のあとはそわそわしてしまって落ち着かない。
ジャケットを着てシンガードを付ける。
雨が降るといやなのですでのこの時点で下はカッパ着用。
そしてついに1230時自宅を出発した。
天候は曇り。どんよりした空が広がっている。
それにしても今年の夏は寒い。まだ梅雨明けもしていない。
まあ、天気予報によると北海道は晴れてるようなので希望を託して走る。
目的地の仙台港FTまではのんびり走って約3時間の道のり。
4号線を上ろうか迷ったがどうせ急ぐでもないので山道を通って仙台を目指した。
しかし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
またしても雨、雨、雨。
どうして今日も雨なのか(笑い)
しかし今回は高かったオールウェザー仕様のイエローコーンのジャケット
透湿素材のレインスーツのおかげで快適だぜ!
雨も弱くなりかけたころ仙台市に入る。やはりこの車の多いところは
走っていても精神的に疲れる。速く上陸したい気持ちが更に膨らんだ。
仙台FTは割とあっさり見つけられた。そのとき15時45分。
ターミナル内で搭乗手続きを済ます。
乗船は17時15分から。
周りを見渡すと約10台のバイクとチャリダーもう先に着ていた。
みんな大型バイクばかりである。しかも荷物も少ない。
超荷物満載の我がDTが浮いているように感じる。
暇そうにしているとベンツのおじさんが話し掛けてきた。
札幌に住んでいるらしく北海道のことをいろいろ教えてくる。
僕の隣町からスズキDRで来ている伯父さんもいた。
あとは山形ナンバーのカワサキZU。乗っているのは70過ぎと思われるじいさんだ。
僕の計画を話しているうちに何だかんだで乗船時間だ。
誘導に従ってランプウェイを上り貨物デッキに入っていく。
壁に向けてバイクを止め1速でエンジンストップ。あとは係員がロープでバイクを固定してくれる。
エレベータに載りエントランスに入る。チケット見せ部屋に向かう。
貧乏学生ゆえ当然2等雑魚寝である。

これが太平洋フェリーいしかりの二等船室。
番号が振ってある荷物を入れるところがありチケットに書いてあるところが自分のところらしい。
16人部屋であるが9人しかいなく過ごすにはちょうどいい。
DRのおじさんとZUのじいさん、そしてチャリダーさんと相部屋である。
そしてなぜが自衛隊が・・・・。
船内をぶらぶらしているともう7時。飯(コンビニ弁当)を食べ甲板に出てくる。
まだトラックの積み込みをしている。船内を探検しているとやっと45分になった。
甲板では出航準備が行われている。そして18時、ついにロープが岸から解かれ
タグボートに引っ張られながら船は動き出した。
そのまま甲板で港から離れているのを眺めていた。
埠頭にはドリフトの練習でもしているのであろうか、ずっとタイヤのスキール音が響いていた。
部屋に戻るとベンツのおじさんが来てまた北海道とかの旅の話になった。
ずっと話をして11時ごろ風呂に入る。その後は酔い止めが効いていたのかすぐ眠ってしまった。

7月24日
朝目を覚ましたのが7時半位。結構よく眠ってしまった。
荷物をまとめ(と言っても船内にはほとんど持ち込んでいない)朝飯(コンビニオニギリ)を食べる。
その後10時半ごろに放送がかかって下船を知らせる。
そして10時45分バイクが一番乗りで苫小牧に上陸!!
天気は曇りだが雨は降りそうない。港をでるとすぐ片側4車線ぐらい国道にでる。(62−5−G)
なんかすでに北海道気分でウキウキである。
そのまま国道235を南下し新冠、静内方面へ。
しかしこの国道やたらトラックが多くバイクには非常に危険だ。
80キロ近くでトラックが背後から迫ってくる(危)
日高門別あたりはサラブレットの牧場がたくさんありなんか知らない馬の名前が多く書いてある。

(10−4−I)付近の国道235、天気もよくウキウキ気分♪
そのまま静内に向かいに向かい235から道道71に左折する。(11−5C)
ちょうどそこのセブンで遅い昼飯。

飲んでみましたソフトカツゲン。ヤクルトジョアに似た味で美味。
(雪印の不祥事でメグミルクに替わってました 笑)
そのあと71をのぼり二十間道路桜並木へ入る。
って夏だから行っても意味がない。桜がない。

(11−D5)付近で
二十間道路から1025に右折して山の中を走る。
さすがに車も少なくて快適快適。これぞ北海道!

多分(13−1G) 確か姉茶ってところだったような・・・・
その辺からまた国道235に戻り更に南下する。
日高幌別まで行ったところでフェリーのDRおじさんと遭遇!
そのまま襟裳までいっしょに走ってくれることになる。

襟裳岬

DRおじさんと

灯台前で
襟裳岬はほんとに何もなく森進一の歌だけが流れている。
ここは風が強いことで有名だが今日はそれほどでもない。
だが問題がひとつ、寒い。夏とは思えない涼しさだ、と言うより寒い。
ここでDRおじさんと別れ、買出しをして今日は百人浜オートキャンプ場に泊まる(14−6F)
しかし買出しをできる店がほとんどない、と言うか襟裳岬には鈴木商店一軒のみだ。
ここに泊まるなら襟裳本町で買出しを済ませたほうが無難であろう。
コンビーフとレトルト牛丼、牛乳、パンなどを買いキャンプ場へ。
キャンプ場へ行くがガラ空状態でフリーサイトにはZZRとセローの二人のみ。
しかも人影が見あたらない。時期が少し早すぎたのだろうか?
チャージ300円を払いごみ袋と案内をもらいテント設営。
練習の甲斐あって約30分で設営完了!米を研いで水に付け
すぐ隣にあるお風呂屋さんへ。(300円)
ここのキャンプ場は設備もいいしお風呂もあるし楽ちん。
(特にトイレがきれいで紙の端っこが三角に折られていたのには感動!)
飯をを焚き。牛丼を暖め、コンビーフとアスパラいためてご飯完成。
腹いっぱいになったが寒い、北海道はこんなにも寒いものなのか?
寒すぎる。セローとZZRの人も影を見せず心もサムイ。
これでは単独キャンプ状態だ!さっさと寝てやるぜ。
その夜は何もせず明日の天気を確認し小遣い帳をつけると寝てしまった。

7月25日
朝6時半ごろに目が覚めたがシュラフの中で中でごろごろしていると7時。
ここのキャンプ場は朝7時にならないとゲートが開かず外に出れない。
まあ、7時起きでは関係ないが・・・
セローの人を発見!しかしもうテントはなく出発の用意をしていた。
お湯を沸かしコーヒー牛乳を作りパンで朝ご飯。
身支度をしてさっさと旅支度を始める。その間ZZRの人を目撃。
話してみると札幌から来ている女の人だった。(この人とは羅臼でまた合うのだが)
ようやく準備万端で出発!時間は8時をわずかに回っていた。
天気は曇りだが雲行きが怪しい。いやな予感がする。
黄金道路を帯広方面へ走り道道336、236で帯広へ。
しかしこの辺に来ると道路が本当に長くまっすぐで北海道と言う気分だ!

14−4G付近で
しかしーついに奴が現れた。雨、またしても雨かー!
すぐさまカッパを装備。そのまま北上を続ける。
しかし帯広に近づくほど天気はよくなりやがて晴れてきた。
日が差すとますます気分は高揚してくる。
次のポイントは幸福駅。
幸福駅はジャガイモ畑の中にあった。一部だけ線路と電車が残してある。
あとは売店があるのみだがライダーも結構来ていた。

幸福駅

当時の電車

ジャガイモ畑の中に
>はっきり言って見るものは特にない。
まあ、例の幸福から愛国への切符を買おうとするが・・・・・・
「すいません切符下さい」
「お兄ちゃん彼女いるの」
「いませんけど」
「この切符はねえ、愛する人ができたとき・・・・云云」
愛について散々説教されました。(爆)
これで有名なのかも・・・・・・・・・・・・・・・笑い。
帯広は道路もまっすぐで最高!

26−5Cで。
そして次がかなり期待してたところ。
マップル26ページの2C〜2Eの直線。無信号直線が16km続くってところ。

この眺め、これぞ北海道!
クリックで拡大

周りは牧場

最高じゃ〜

クリックで拡大
いや〜最高!。車はこないし。
でも16KMって超長い気がするけど実際は10分ちょいで走りきってしまう。
そこが北海道のすごいところ。
(信号がひとつもないと言うのは間違いで押しボタン式がひとつだけあります。)
その後朝の残りのパンを昼として食べる。
航空公園、足寄湖を抜けて国道241で阿寒湖方面へ。
そして途中(35−5C)より道道664に入りオンネトー湖へ。
途中、マップルにも乗っているラワンブキを見る。
あんまり大きいんで少し気持ち悪いです。
それと観光客は全くのゼロ。って言うかこの道路自体車が全く通らない。寂しい。
そして途中からダートが現れる。路面は砂利だが凹凸が激しい上り坂。
荷物満載DTにはいささかつらい。と思っているうちにダート抜けてオンネトー滝の湯。

滝の湯入り口。来てた人に聞くと脱衣所とかもあって設備はいいらしい。
が、たどり着くまで徒歩30分もあるのであきらめる。
そこからすぐのオンネトー湖へ。
ここもすばらしい。湖面がブルーに見えて神秘的だ。

クリックで拡大


写真じゃこのブルーは伝えにくい。
そこから国道241に入る。
少し走ると道東3大湖のひとつ阿寒湖だ!
阿寒湖といえばマリモですがお土産屋さんにはたくさん売っているのだが
湖でマリモをゲットすることはできなかった。(あたりまえだけど)
なので阿寒湖自体はあんまり面白くなかった。
時間も16時近くになろうとしていたので今日のキャンプ地へ向かう。
キャンプ場は星で有名な多和平である。
阿寒横断道路を摩周方面に向かって走る。
摩周の農協で夕飯の買出しをして一路キャンプ場へ。
田和平(36−3f)は平の名の通り丘の上の牧場のど真ん中にある。
料金は400円位だったがトイレがきれいだったので妥当だろう。
キャンパーも結構来ている。ソロのライダーからファミリーまで約12,3張りか。

地平線の見える大牧場 多和平
いいね〜北海道!

設備はまあまあかな

朝の様子

北海道の大パノラマをとくと御覧あれ。

でも天気はあいにくの曇り。星は見れそうにない。残念。
飯を食っていると一人のおじさんがやってくる。茨城から車できているそうだ。
ビールを片手に持ってすでに気分がよさそう。
飯を食いながら叔父さんとヤマハRZについて熱く語りあう。
叔父さんも昔はライダーとしてここによく来ていたらしい。
そのまま夜になってもおじさんとバイク談義。
10時ごろなぜかおじさんはジンギスカンをし始め当然僕もお供する。
夜は寒いTシャツ一枚ではブルブル震えてきてしまう。
ジャケットを着るがやっぱり寒い。息が白くなっている。くそ!北海道、サムスギルゼ。
腹がいっぱいになったところで寝ることにした。そのときすでに11時。
知らない人と話をするのも面白い。そう思った。
当然名前なんて聞かないんだけど。でもここにくればまた誰とも知らぬおじさんのことを
きっと思い出すに違いない。おじさん、ジンギスカン美味かったぜ!
ところでここは牧場の真中にあるわけだが夜中になると
ズプシューーブヒヒヒヒヒンと馬の鳴き声(!?)が聞こえてきて笑えてしまう。

7月26日
朝7時にテントから這い出すとおじさんはテントをたたんでもう出発の様子。
とりあえずパンを食いながらおじさんを見送ってから撤収活動。
曇ってはいるが雨は大丈夫そうである。
一度摩周へ戻りそこから屈斜路湖へ向かう。
まずは和琴半島、和琴温泉へ。

屈斜路湖

湖畔
結構大きな湖だ。しかもきれいだし。
無料の温泉があるが結構外から見えてしまう。
シャイな性格の僕は断念(笑い)
またきた道をコタンまで戻り次は砂湯へ。

砂湯。おくには中島が見える。
当然のごとく砂を掘ってみると・・・・・・・・・

ぬおー!お湯が出てくる。しかもなかなか熱いぞ。
でも人が入る大きさの穴を掘るのは超大変だし、ここじゃ観光客に丸見えじゃないか!
わいせつ物公然陳列罪にはあたらないのだろうか?(笑)
何でお湯が出てくるのだろう?不思議だ。
しかも湖水自体が結構暖かいぞ。
ちょっとなめてみたけど特に味はなかったような。
ま、とりあえず摩周湖に向けて出発!


き、霧がない・・・結婚が3年遅れる?!


中標津のどっかの砂利道。何処までつづくのやら・・・・


お決まりの開陽台にも行く。
とりあえず寒かったなー。
眺めも良かったけど寒さのほうが記憶に残ってる。
裏にはキャンプ場もあります。すごい混み合いだって聞くけど
設備が皆無だし人もほとんどいなかった。
データが失われたようです
これはサホロ湖キャンプ場の駐車場。
なぜ無料のキャンプ場に泊まらなかったって?
それはですねえ。。。泊まれなかったんですよ。
何での何かのお祭りらしくて吉 幾三が歌を歌ってるらしく無駄に厳重な
警備でキャンプ場は立ち入り禁止だった。(そんなの全然知らなかった)

そこでの飯(ハヤシライス!)

美瑛の駅前


ケンメリーの木
ケンメリスカイラインもあるんだけど
見るのに金がかかるので馬鹿らしくって見なかった。
(日産車あんま好きじゃないしね)

セブンスターの木
お〜これはそれらしい形してる。

左が親子の木、右がマイルドセブンの丘(意味がわからん)


パフィーの木


上の鍋に入ってる飲み物は決してアルコールではない
(たぶん氷結なんとかっていうジュースだろ!!)

白樺街道。美瑛から十勝岳の方に伸びてる道路。
ここが一番気に入った。

富良野のラベンダー畑。
(お土産が高い高い!)

Copyright (C) 2002 site Y'zGEAR All Rights Reserved inserted by FC2 system